アリビオ矯正歯科クリニックは、歯列矯正、および噛み合わせに関する予防治療を行う矯正歯科専門医院です。
矯正治療では、歯並びや噛み合わせを改善することにより、機能と形状の回復を目指します。

歯並びや噛み合わせが悪いと、歯みがきがしにくく、磨き残しから虫歯や歯周病を引き起こしたり、その見た目からコンプレックスを抱くなど、生活の中でさまざまな弊害があらわれます。

今回は、当医院で治療をおこなった噛み合わせの具体的な症例をご紹介しますので、歯列や噛み合わせにお悩みの方はぜひご参照ください。

叢生(そうせい)

八重歯乱ぐい歯とも呼ばれています。

八重歯とは犬歯が他の歯よりも飛び出している状態をさし、
乱ぐい歯とは歯並びがデコボコになっている噛み合わせのことを言います。

抜歯をともなう叢生の症例

叢生
21歳女性の患者様の症例です。
上顎の八重歯と下前歯のデコボコを主訴にご来院されました。
上下第一小臼歯の抜歯をおこない、マルチブラケット法にて治療しました。
動的治療期間は約2年で、保定期間は1年でした。

抜歯をしない叢生の症例

叢生その2
16歳女性の患者様の症例です。
上顎の右側側切歯が奥まってしまっていることと、上下前歯のデコボコを主訴にご来院されました。
診断の結果、歯槽堤(歯の並んでいる骨の部分)幅と奥行きは標準的なので、抜歯をせずに歯列の幅を広げて治療しました。
動的治療期間は約1年6ヶ月でした。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯や上あごが前へ出ている噛み合わせの状態をさし、出っ歯とも呼ばれています。
下あごが後ろへ引っ込んでいる場合もあります。

デメリットは、口が閉じづらいために口内が乾燥して雑菌が繁殖し、歯周病や口臭の原因になることや、咀嚼の際にあごに負担がかかり、顎関節症になりやすいなどがあげられます。

反対咬合(はんたいこうごう)・下顎前突(かがくぜんとつ)

出っ歯とは逆に、下の前歯や下あごが上の歯より前に出ている噛み合わせで、受け口とも呼ばれています。
上あごが後ろへ引っ込んでいる場合もあります。

デメリットは、サ行の発音が悪くなったり、噛み合わせが悪くなることで肩コリ頭痛胃腸の不調など、体に余計な負担がかかってしまう恐れがあります。

乳歯列期の受け口の症例

乳歯の矯正
4歳7ヶ月女児の患者様の症例です。
乳歯列が完成した2歳半頃より受け口が顕著になってきたとのことでした。

歯性(前歯の傾きが悪い)と骨格性の両方の要素をもつ下顎前突と診断されたので、ムーシールドを用いて反対咬合を改善しました。
装置使用後約4ヶ月で改善してきました。
ムーシールドについては最新の治療装置のページをごらんください。

子どもの下顎前突の症例

反対咬合
11歳女子の患者様の症例です。
上下の前歯同士を合わせることができるが、奥歯で噛むと前歯が反対咬合になってしまうことを主訴にご来院されました。

この状態は仮性の反対咬合であり、原因は上顎の前歯が内側に傾いていることにあります。
したがって、上の前歯を外側に押し出して奥歯で噛んでも、前歯同士が当たらないように改善しました。
治療期間は7ヶ月でした。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下ともに歯列が前に出ていて口が閉じずらい状態、または口を閉じたときに口元が前に出ている状態のことをさします。
前歯だけが前に傾いて、口元が前に出ているように見えることもあります。

デメリットは、口をしっかり閉じることができないので口内が乾燥し、ものが食べづらく、口内炎ができやすいことです。

過蓋咬合(かがいこうごう)

クローズドバイトオーバーバイトディープバイトなどとも呼ばれています。
上の前歯と下の前歯の重なりが深く、下の前歯が上の裏の歯茎に及んでしまっている場合もあります。

開咬(かいこう)

オープンバイトとも呼ばれています。

奥歯はしっかりと噛んでいても、上下の前歯間にすきまが開いている噛み合わせをさします。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)および開咬の症例

開咬
18歳女性の患者様の症例です。
上下前歯の突出と前歯で物がかみ切れないことを主訴にご来院されました。
診断の結果、上下前歯の角度が標準より大幅に前に傾いていることと、歯のサイズも標準より大きいことから、上下第一小臼歯の抜歯をおこないマルチブラケット法にて治療しました。
治療終了後は口元の改善が認められ、機能的・審美的に回復できました。

開咬その2

空隙歯列(くうげきしれつ)

すきっ歯とも呼ばれ、歯と歯の間にすきまがある噛み合わせをさします。
デメリットは、息が抜けて発声に悪影響をもたらします。

交叉咬合(こうさこうごう)

クロスバイトとも呼ばれています。
上下の奥歯が横にずれ、下の奥歯が外側になってしまっている噛み合わせをさします。

鋏状咬合(はさみじょうこうごう)

シザーズバイトとも呼ばれています。
上の奥歯が外側、下の奥歯が内側にずれてしまい、上下がしっかりと噛み合わない症状をさします。
そのため、咀嚼の際は常に奥歯を左右に動かさなければならず、顎への負担が高くなります。

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