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クオリティ

よりクオリティの高い
矯正治療を求める患者さまへ

「歯列矯正を始めたいけど、どうやって歯科医院を選んだらいいか分からない」「矯正歯科と書いてあれば、どこでも同じかな…… 」と悩んでいる方はいませんか?

実際、矯正専門医院はともかく多くの歯科医院で「矯正歯科」の標榜を掲げています。

しかし矯正歯科は歯科の分野の中でも特殊性が高い技能とされています。理由として矯正治療は治療終了までに通常年単位の時間(期間)が掛かるということです。虫歯治療の様に削って、型を取って翌週には詰め物を装着して終わり!というように短期間では治療の結果が判断できないという点にあります。つまり、矯正治療を専門に行なう歯科医師は、大学を卒業後に一般の歯科に比較して長期にわたる矯正の専門的技能の習得が必要となります。

このため、歯列矯正を専門に行なっている歯科医師の経験や技量を判断する基準のひとつに日本矯正歯科学会が認める『認定医・指導医・専門医』という制度があります。

治療に取り組む院長の姿

認定医・指導医・専門医の
3つの制度

  1. 日本矯正歯科学会 認定医 (もっとも基本的な資格)

    認定医を取得するには、

    1. 5年以上日本矯正歯科学会の会員であること
    2. 学会指導医の下でさらに5年以上矯正歯科に専門的に従事すること
    3. 学会誌に矯正臨床に関する論文を発表すること
    4. 学会の定める試験に合格すること

    が最低限必要になります。
    以上の点をすべて満たすと、学会認定医として資格証が交付され、公式に矯正歯科医として自分の判断で治療することができるようになります。

  2. 日本矯正歯科学会 指導医 (認定医を目指す先生を指導する資格)

    認定医・専門医とは別に学会では、矯正歯科の研修医を指導監督する特別の教官資格として、日本矯正歯科学会指導医という制度を敷いています。指導医になるには、下記の条件が必要となります。

    1. 12年以上継続して日本矯正歯科学会の会員であること
    2. 12年以上矯正歯科の臨床、教育、研究に専従している者
    3. 認定医である者
    4. 大学の附属病院で主に矯正歯科治療を行なう診療科において、矯正歯科臨床に関し3年以上の教育歴および相当の研究業績を有する者
  3. 日本矯正歯科学会 専門医 (治療の技術の優秀性を証明する資格)

    また、学会では認定医の中で特別に技術と経験が優秀であるものを選抜して、日本矯正歯科学会専門医という制度を敷いています。この資格の取得には認定医を取得した後に、

    1. 10年以上継続して日本矯正歯科学会の会員であること
    2. 矯正治療に関する学術論文を発表すること
    3. 学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、その全ての治療結果と2年以上の予後判定が学会の定めた基準を満たして合格すること

    という非常に厳しい条件が設けられています。

日本医科歯科学会が定める
矯正歯科医の制度

このように日本矯正歯科学会の認定医・指導医・専門医は、高いハードルを超えなければ取得できない資格なのです。

院長・久保田は大学卒業後に矯正の専門医を目指し、昭和大学にて15年の勤務を経て上記3つの資格を取得しました。

しかし矯正治療の技術、材料は日々進化しています。遅れることなく学会や研究会に積極的に参加して、患者さまのニーズに応えられるように良いものはどんどん取り入れていきます。

ただ、新しい物が良いものとは限らないので、しっかり見極めながら良いものだけを、患者さまに提供していくことが大切と考えております。

日本医科歯科学会が定める矯正歯科医の制度のイメージ図

コラム

歯科医師数10万人 開業歯科医院7万人 
医院矯正歯科を標榜する医院2万人
医院日本矯正歯科学会の
会員約6000人のうち、
学会認定の専門医は約300人です

専門医の割合のイメージ図

日本矯正歯科学会の認定医・指導医・専門医はどう違うのか?

ここで多くの皆様が迷われるのは、認定医よりも専門医と指導医がグレードの高い資格だと言うことは分かるが、では専門医と指導医の違いは何かと言うことでしょう。一言で言いますと指導医は、矯正を人に教えるための教師としての資格であるということです。したがって研修医は指導医の下で勉強しないと認定医試験の受験資格が与えられません。そういう意味では指導医に課せられた教師としての責任は非常に大きいと言えるでしょう。ところが指導医になるには治療の技術が高いかどうかは問われていないという問題があります(大学に一定期間在籍すればよい)。教える技術と実際に治療する技術は必ずしも一致していないということです。

どの分野でも教師よりも勉強のできる学生、監督よりも優れた能力を持つ選手などがいるのと同じで、認定医の中には指導医以上の治療技能を持つものが少なくありません。そこで実際の治療技術に秀でたものを選抜したのが、“専門医” といえるでしょう。現役のプレーヤーとして一流であることを証明する資格と考えて間違いありません。

『日本矯正歯科学会の専門医』と
『一般的な言葉としての専門医』との違いに
注意して下さい。

専門医資格証

ここでもう一つ注意しなければならないのは、いわゆる一般的な言葉としての矯正専門医と、日本矯正歯科学会専門医とは意味がまったく異なるということです。広い意味において「私は矯正の専門医です」という言い方は、「矯正だけ診療している歯科医師です」という意味であって、日本矯正歯科学会専門医であるという意味ではありません。この点は非常に紛らわしいので注意が必要です。

矯正歯科と看板に書いてあっても、矯正歯科医としてきちんとした資格がある医療機関とは限りません。というのは、現在の日本の法律では、歯科医師である限り法律上はどの専門分野の治療をしても良いことになっているからです。しかし、眼科の先生が胃の手術をしたりしないように矯正歯科の分野は矯正歯科の専門医が担当するのが当たり前のことなのです。逆に、矯正歯科の専門医は、虫歯や、入れ歯の修行はしていないのでこういう治療は自分ではしないのが一般的です。担当医の資格がわからないときには、はっきり尋ねてみてもいいでしょう(矯正歯科専門の開業医院であれば、たいてい待合室に資格証が掲示してあります。)。いずれにしても、安心して矯正歯科治療を受けるには “日本矯正歯科学会の認定医・専門医” が望ましいでしょう。一度受けた治療は元に戻すことができないのですから。

ちなみに学位(歯学博士)の有無と治療技術の優劣とはまったく関連がありません。学位は研究の成果に対して大学から与えられた褒美のようなもので、患者様が医師の診療能力を判断する上ではまったく関係ないものと思います。

(日本矯正歯科専門医名鑑より引用させて頂きました)