歯並びが悪くなる原因の1つに乳歯の虫歯があります。虫歯を防ぐためには歯磨きが欠かせませんが、歯磨きの大切さがまだ十分に理解できない低年齢のお子さんは、嫌がることも多いもの。歯磨きに毎日苦労されている親御さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、嫌がる子どもにスムーズに歯磨きをさせる工夫についてご紹介します。

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まずは形から!歯磨きグッズは子どもに選ばせよう

歯磨きの必需品である「歯ブラシ」「コップ」は、お子さん自身に選ばせましょう。自分のものを自分で選ぶことで自主性が育ちますし、歯磨きのモチベーションにつながります。

歯ブラシは年齢にあったものがおすすめです

お子さんの年齢にあわせて設計された歯ブラシなら、一人でも上手に磨きやすくなります。2歳までは安全性を重視して、ブラシが喉の方まで入らないタイプのものがおすすめです。3歳~5歳は、お子さん自身でも歯ブラシを動かしやすい、ヘッドが小さめのものがいいですね。

歯磨き粉は「味付き」「フッ素入り」を上手に活用して

歯磨き粉には、イチゴ・オレンジ・ラムネといった味付きのものがあり、子どもが歯磨きしやすい環境づくりに一役買ってくれます。フッ素入りを選ぶと虫歯予防にさらに効果的です。

そもそも子どもに歯磨き粉は必要?

歯磨き粉が苦手なお子さんは、無理に使う必要はありません。実は、多くの歯科医が推奨しているのは、ノンペーストノンウォーターと呼ばれる、唾液のみで歯を磨く方法です。水を使わないのでどこでも歯磨きができますし、泡立ちが少ないため歯が見やすく、磨き残しを防げるというメリットもあります。
歯ブラシ

歯磨きを嫌がる子供の気持ちを盛り上げよう!今日から実践できる工夫3つ

歯ブラシを持つ子ども

その1:声掛けを工夫してみましょう

「歯磨きしなさい!」と言っても、子どもはなかなかやってくれないもの。「さっき食べたごはんがついてるから、歯磨きしようか?」と、なぜ歯磨きをした方がいいのかもあわせて声掛けしてみましょう。そして歯磨きができたら、ちょっと大げさなくらいに褒めてあげると効果的です。

また、歯ブラシや歯磨き粉を複数用意しておいて「今日はどれにする?どの味がいいかな?」と尋ねるのも歯磨きへの興味を持たせるきっかけになります。

その2:絵本や動画などのメディアを取り入れてみましょう

「歯磨き」や「お口の健康」をテーマにした絵本や動画は沢山あるので、それらを活用すると、歯磨きの仕方を楽しく学べます。

ゲーム感覚で歯磨きが楽しめる!子供向けスマホアプリもおすすめ

あるアプリでは、歯ブラシを持ってスマホのカメラに映ると、兜をかぶった勇者に変身。歯磨きをすることでモンスターを攻撃します。いろんな角度で磨くほど攻撃力が大きくなるそうで、お子さんも喜んで歯磨きしてくれそうですね。

その3:困ったときのごほうび作戦

歯磨きのごほうびにおすすめなのは、甘味料としてキシリトールのみを使用した「キシリトールタブレット」です。キシリトールは口の中で「酸」を作らず、唾液を出やすくしてくれるため、虫歯予防効果があります。

嬉しいのは、歯磨きの「後」にあげてもOKなところ。唾液の分泌が減る就寝前に与えるのも良いでしょう。

乳歯の虫歯を防いできれいな歯並びを目指そう

乳歯の虫歯はきれいな歯並びの大敵です。「永久歯に生え変わるから大丈夫」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、乳歯が虫歯になることできちんと噛めず、結果的に顎の成長が妨げられ、歯並びにも悪影響を及ぼすおそれがあります。

正しい歯磨きで、お口の健康と整った歯並びを育てましょう。