矯正治療中は、口の中の痛みや違和感に過敏になるものです。食事のときに、歯と矯正装置の間に食べカスがはさまりやすくなるので違和感も多くなることでしょう。
今回は、矯正治療中に避けたい食事と、控えたい食事をご紹介いたします。

矯正治療中に避けたい食事

粘着力があるガム・キャラメル・お餅

キャラメル、ガム、お餅のような粘り気のある食べ物は、矯正装置に張り付きやすいもの。無理に取ろうとすると歯列矯正装置が壊れたり、外れたりしてしまいます。

硬いおせんべい・ラスク・フランスパン(バゲット)

硬いおせんべいやラスク、フランスパン(バゲット)にも注意が必要です。ポップコーンや、干し柿・プルーンのようなドライフルーツも、思わぬところに硬い部分や種があるので、ガリッと噛んでしまわないよう気をつけましょう。

また、厚みのある板状のチョコレートやりんごなど、大きな口を開けてかじる必要があるものも避けましょう。矯正装置に思わぬ力がかかり、壊してしまったり、外れたりする原因となります。

注意したい食事・飲み物

歯と矯正装置に着色しやすいもの

色素がつきやすい食べ物として、カレー、ミートソースのパスタ、キムチといったものが挙げられます。飲み物では、コーヒー、紅茶、ココア、赤ワインなどにご注意ください。
これらの食べ物、飲み物は、歯や矯正装置が変色する原因となりやすいものです。着色が気になる人は量を控えた方がいいでしょう。

虫歯の原因になりやすい「クッキー」などの砂糖を使ったお菓子

歯と歯ぐきの間にたまりやすく砂糖を使った甘いクッキーなどのお菓子は、虫歯の原因となる歯垢(プラーク)ができやすくなります。食後は早めに歯磨きをするか、口をよくすすぎましょう。

歯と矯正装置の間にはさまりやすい肉、野菜

歯と矯正装置の間に挟まりやすい繊維質の多い食べ物にも気をつけてください。筋の多い肉や、ホウレン草などの葉もの野菜、モヤシやトウモロコシといったものも食べカスが取り除きにくい厄介な食べ物です。

矯正中も食事を楽しむために

矯正治療中は、歯と矯正装置の間に食べカスがつきやすくなるので、プラークコントロールはいつも以上に欠かせません。

お菓子などの嗜好品の摂取はできるだけ減らしたいものですが、肉や野菜といった栄養豊富な食材を過度に制限する必要はありません。食べカスは食後のブラッシングによって取り除けるからです。

矯正治療中の外出時には、携帯用の歯磨きセットを持ち歩きましょう。ブラッシングが難しいときは、うがいで口をすすぐだけでも効果があります。

歯列矯正中のプラークコントロールで歯の健康を保つことは、矯正治療の精度をあげることにもつながります。関連記事もあわせてお読みください。

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